こんにちは、働くアラフォー独身女のはんまゆです。
今回は一人旅ではなく、女3人での山形旅行になりますが、記事5本目は、通称、山寺と呼ばれている「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ」です。
この記事を書いている7月14日、テレ東の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でも山寺が登場!なんてタイミング。
松尾芭蕉が訪れて、名句「閑さ(しずけさ)や 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだ歴史ある名所です。
とはいえ、猛暑の中、石段1,000段登るのはほとんど苦行なので、今回の記事&写真で山寺の絶景をお楽しみください。
山寺(立石寺)の石段を歩いて煩悩を消す!
山寺(立石寺・りっしゃくじ)は、前夜に宿泊した湯野浜温泉がある鶴岡からは車で約2時間。
電車では、山形駅からJR仙山線で約20分。山寺駅が最寄り駅です。
860年に慈覚大師円仁が建てた天台宗のお寺です。
この登山口の石段を少し登ると、山寺の本堂、根本中堂に。
さらに進むと、山門へ。
ここで入山料300円を払い、本格的に石段を登ります。
この日は30℃を超える猛暑。途中、小休止を何度か入れながら、石段を延々歩きます。
木陰が全くないところもあってかなり消耗します。
今後、山寺に行こうと考える方は夏は避けた方がいいです!上に登るほど日差しが強烈です!
モミジを結構見かけたので秋がベストシーズンかなと。
この時はノースリーブの服に、7分丈カーディガンをはおっていましたが、汗をかくので耐え切れず、二の腕の太さも忘れてカーディガン脱いで歩き倒しました。
前日に行った羽黒山同様、山寺もスニーカーや歩きやすい靴も必須です!
…さて、最初の登山口から石段1,000段(!)以上登って、ようやく参道の終点、奥之院に到着。
奥之院は正式名称では「如法堂」というそうです。
立石寺を開いた慈覚大師の釈迦如来像と多宝如来像が収められているとのこと。
入山料を払った山門から25分ほど経過。振り返ると、結構な高さまで登ってきたなと。
山寺に着いてから、看板か何かで「山寺の石段を登っていくうちに煩悩が消える」というような文言を見かけましたが、ほんとその通り。
灼熱地獄の中、石段1000段登ったら、汗とともに煩悩、というか、心の中の余計なものが流れ去っていった気がします。
というか、1,000段も歩くと自然と無心になるから、心が無になるってことかなぁとか考えたり。
山寺(立石寺)から望む絶景!※絶景写真だけ見たい方はこちらをどうぞ
奥之院から下ること6~7分。山寺(立石寺)といえば、この風景。
JRのポスターにもなったこの景色。右は、山寺を開いた慈覚大師の御堂「開山堂」。
左の小さな建物は、納経を納める「納経堂」です。
白い雲が浮かぶ青空と、鮮やかな緑の山々の中、崖の上に立つ納経堂と趣きあるたたずまいの開山堂が映えて、絵画のよう。
猛暑と石段1,000段で消耗しきっていましたが、この景色を見たらテンションも一気に回復しました。
「開山堂」の右から入る小道を行くと、さらなる素敵な景色が。
山寺も含め、山形は緑が色鮮やかでほんとうに美しい!
五大明王を奉っている「五大堂」から見た景色は、「ここまで登ってきた良かった」と心底、実感しました。
山形の自然の美しさを十二分に満喫して、山寺を後にしました。
おやつのさくらんぼソフト&山寺の基本情報
暑い中、歩き倒してきたので、「お休み処 ふもとや」でさくらんぼソフト(300円)を購入。
…初日の羽黒山&国宝五重塔、クラゲ水族館、湯野浜温泉で泊った「海辺のお宿 一久」だけでも十分満ち足りたのですが、2日目の山寺(立石寺)で、山形の魅力に完全に打ちのめされました。
今までさくらんぼとラフランスのイメージぐらいしかなかった山形。(←山形のみなさん、すみません)
そんな自分の無知さが恥ずかしくなる、魅力炸裂の山形・山寺でした。
~通称“山寺”、立石寺の基本情報~
【住所】 山形市山寺4456-1
【アクセス】 電車:最寄り駅は山寺駅←山形駅からJR仙山線で約20分
車:鶴岡市から2時間/山形駅から自動車で30分/山形空港自動車で30分/蔵王温泉から約1時間
【入山料】 大人300円
【HP】 立石寺のHP
ここまで、ブログ「ときめき充電記」を読んでいただき、ありがとうございます。
下の記事でも、山形の知られざる魅力が炸裂しているので、どうぞお楽しみください!
はんまゆ
山形市の観光&山形旅行まとめは、こちらから
羽黒山がある鶴岡市の観光ならこちら!
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