どうも。奈良一人旅歴13年の46才独身女・はんまゆです。
2023年4月の週末、発作的に決行した奈良一人旅の連載。
前回=初回のスケジュール編からかなり間が空いてしまいましたが、再開します!
第2回の今回は、奈良で一番好きなお寺、當麻寺(当麻寺)の写仏体験です🖌
當麻寺の写仏は4~5回目。
写経もいいのですが、仏様の姿を描けるのがありがたく感じられるのと、
絵を描くのが苦手でも、下絵をなぞればきれいに描ける点が気に入っています(^^)
…人生も仕事も変わりたいのに変えられない自分に嫌気がさして、
悩みすぎた頭と心を写仏&写経でスッキリさせようと出かけた今回の一人旅。
當麻寺は奈良市から遠くて参拝客が少ないので、心安らいでおすすめです。
写仏めあてに東京→當麻寺へ直行
當麻寺で写仏をしたのは、旅の初日の土曜。
10時に東京駅を出て京都→近鉄に乗り換え、当麻寺駅に着いたのは14時頃。
駅前の道を西進して15分ほどかかります。
↑右端に写っているのれんのお店は、駅前で名物の中将餅を作っている中将堂本舗。
手作りの草餅&こしあんは何度食べても飽きないクオリティーで、この日も数人並んでいました。
ご参考に▶当麻寺名物・中将堂本舗の「中将餅」。草もち専門店の必食スイーツ!~女の奈良一人旅~
駅から徒歩15分で當麻寺に到着👟
當麻寺ってこんなお寺です
當麻寺は612年、聖徳太子の弟・麻呂子親王が大阪に建てた「万法蔵院」が始まりです。
「万法蔵院」は681年、役行者が修行していた當麻に移され、
今の當麻寺になったとのこと。
ご本尊は、国宝でもある「當麻曼荼羅(まんだら)」。
平安時代、14歳から當麻寺で御仏に仕えていた藤原豊成の娘・中将姫が
一晩で織り上げたという伝説があります。
中将姫がお寺で暮らすことになったのは
継母から命を狙われていたからなのですが、
10代で尼僧になって仏様の教えを説き続け、29歳で生涯を終えたそうです。
…人にいじめられても清らかな心を保ち続けるって、
次元の違う高い精神性だなぁと圧倒されてしまいます。
當麻寺で4度目の写仏体験
さて、写仏しに来た當麻寺は、入口の東大門をくぐるとこんな眺めです。
木に一部隠れていますが、奥に見えるのが二上山です。
写仏道場のある中之坊へ。
写仏の費用は、中之坊の拝観料(500円)と、用具・用紙代1500円。
私は以前体験した時の筆とタオルを持参して、用紙代だけで済ませました。
用紙は阿弥陀如来や観音菩薩、中将姫様など8種類もあって、選べる楽しさも(*^-^*)
中将姫の守り本尊、導き観音を選びました。
土曜ですが、写仏道場には私だけ。
しんと静かな部屋で、黙々と小筆を走らせること1時間ー。
完成!
↑下に住所氏名や願い事などを書いて、奉納して終了~。
スマホの電源も切って、余計なことを考えず、ひたすら仏様の下絵をなぞる時間。
上の空になったり、邪念が入ったりすると、てきめんに線が乱れます。
終えると、頭や心がすっとクリアーになるのが心地よくて、おすすめです。
當麻寺さんぽ~見どころを軽く紹介~
写仏道場のある中之坊は、大和三名園の一つ「香藕園(こうぐうえん)」も。
新緑と、背景の三重塔がいい雰囲気。
中之坊を出ると、正面に国宝の本堂。
↑写真左の金堂には白鳳時代国宝・弥勒仏に、重文・四天王がズラリ。
右の講堂には平安~鎌倉時代の仏像を鑑賞できます。
見どころてんこ盛りなのに、参拝客が少ないので、仏像好きの方は必見です。
本堂では、4m四方の當麻曼荼羅(※原本ではなく写本)を拝めます。
當麻寺しめくくり
今回の奈良一人旅の目的、写仏をした當麻寺。
写仏は予約不要で9時~17時。※受付は15時まで
街中の喧騒から離れて、静かな場所で心のデトックスをしたいときにぜひ!
<當麻寺プチ情報>
4月下旬~5月上旬のぼたん祭りもおすすめです。
▶奈良・當麻寺(当麻寺)で美しいぼたん&写仏で癒される(春の奈良一人旅)
当麻寺駅すぐそばにコインロッカーも。
写仏の翌日には写経も▶奈良・大安寺の写経で心のデトックス~過去イチ地味な奈良一人旅のメインイベント~
2023年4月の奈良一人旅連載。
次回は、写仏の後に當麻寺近くで食べた瓦そばのお店を紹介します!
旅の行程は▶週末に思いつきで奈良一人旅した話~1泊2日スケジュール編~
では!
46才独身女・はんまゆ
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