どうも。生まれも育ちも埼玉県坂戸市のアラフォー独身女・はんまゆです。
帰省のついでに、埼玉の新名所「聖天宮」(せいてんきゅう)に行ってきました。
屋根や石柱など…あらゆるところに龍が施され、その数5,000頭!!
15年かけて建てられたという、とんでもないお宮でした。
出身地ながら、TVで存在を知ったのですが、行ってみて、その壮麗さにビックリ!
川越と秩父以外の埼玉の観光名所を探している方、あるいは、珍しい・映える景色の写真が撮りたい、という方におすすめです。
聖天宮(埼玉県坂戸市)ってこんなところ
聖天宮(せいてんきゅう)は、1995年に埼玉県坂戸市(県のほぼ中央。川越より少し北)に開かれた、台湾の道教のお宮です。
私は、転職して埼玉を離れるまで28年間、坂戸で暮らしていましたが、住宅街と田畑以外、何にもありません。
情報番組で埼玉の新名所ベスト10を見ていて、1位で「埼玉県坂戸市の~」と紹介されたときは、耳を疑いました。
建設地については、聖天宮のHPに説明がありました。
建て主は康國典大法師。 四十歳半ばにして不治の大病を患い、ご本尊「三清道祖」と縁起をもたれたのを期に一命をとりとめ、完治されました。 深謝の念と、何人にも神様のご利益にあやかれるお宮を建てたく建造の地を探していたところ、なんと生国の台湾ではなく日本国のこの地にとお告げを授かりました。
―こんな何もないところに、お告げを授かるなんて。
両親と車で行きましたが、公共交通機関だとバスになります。
東武東上線川越駅の東口6番乗り場から、東武バス「若葉02」か「東坂02」で、「戸宮交差点前」下車。川越駅からは約40分とのこと。
バスは、東武東上線の若葉駅からも乗れるそうです。
聖天宮~五千頭の龍が昇る異空間~
埼玉県坂戸市に暮らす両親も、「すごい見た目の建物がある」という程度の認識だった聖天宮。
入口からすごい存在感!
正面から見ると、なんだかゴージャス!異国に来たみたい。
拝観料500円を払い、天門をくぐって中へ。
天門を見上げると、装飾がびっしり!
前殿を正面から。
豪華さに見とれちゃいます。
もっとよく見ようと、前殿にどんどん近づきます。
中庭に見える本殿も華麗な造り!
前殿両脇に建つ石柱は、高さ5m。一本の石を削って作られたとのこと。
一番細い部分は、指の細さだそう。
「固い石によくこんな細かなデザインで彫れるなぁ」と見入っちゃいました。
前殿の中へ。天井がすごいことになってます。
前殿に、おみくじがありました。
書かれた手順に沿って、本殿に向かって合掌、一礼してから、おみくじを引きます。
「シンプエー」という勾玉の形をしたものを一組床に落とします。
「陰・陽」の組み合わせになったら、近くの引き出しから、先ほどの番号を探して、おみくじの紙を取り出します。小吉でした。
おみくじを引いたら、前殿から本殿へ。
最初の入口、天門以降、至る所に龍がいるなぁと思ったら、お宮全体で5000頭もいるとのこと!
龍って、神様の遣いで強力だから、いるだけでパワーもらえそう。
お参りをしてから、中庭へ。どこから撮っても絵になる。
中庭にあるのは、一枚の岩に九つの龍を彫った「九龍網」。
岩に彫ったとは思えない細かな造り!
説明書きによると、
「九頭の龍は万物を網羅する神様の威厳を表し、また永久の「久」として、縁起のよい数でもあります」
とのこと。
うーん、見ているだけで、なんだかいい運もらえそう。
最後に、「陰鼓」という塔に昇り、物事の順調と延寿を賜るという、ロウソクを灯して、お祈りして終了。
ひととおり見学し終えるまで40分ほどでした。
聖天宮とセットで行くなら
何にもないと思っていた自分の出身地のことを、まさかブログで紹介することになるとは。
「聖天宮」は、見れば見るほど、圧倒される豪華さと造りでした。
ただ、あいにく周辺にはごはんを食べるところも、ほかの観光名所も、一切ありません。
バスが川越駅から出ているので、旅行番組でもよく登場する“小江戸”川越とセットで行くのがおすすめです。
映画やドラマのロケにも使われている、という壮麗な造りの聖天宮。
今回みたいに、晴天だと青空に金色の建物がより映えます。
お天気の日にぜひ!
~「聖天宮」の基本情報~
【拝観時間】 10時~16時(=入門時間)
【休み】 年中無休
【住所】 埼玉県坂戸市塚越51-1
【アクセス ※下記HPをご覧ください!】
・東武東上線川越駅の東口6番乗り場から、東武バス「若葉02」か「東坂02」で、「戸宮交差点前」下車or東武東上線若葉駅東口から、上記バス停で下車
【HP】 「聖天宮」公式サイト
埼玉のど真ん中にできた異空間、ぜひ足を運んでみてください!
アラフォー独身女・はんまゆ
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