こんにちは。アラフォー独身女・はんまゆです。
ひきつづき、過去にうつ病を経験した身として、一人暮らしの私が取り組んでいるコロナうつ対策、予防法を書きます。
(前回は⇒ コロナ情報を最小限にする&休む~コロナうつ対策に一人暮らしでもできること②~ )
今回紹介するのは、「今日できたことメモ」を書く、という方法です。
前回、コロナ禍はただでさえストレスたまりやすいので、「ムリせず休む。休むことも前向きにとらえる」と書きました。
でも、自宅で一人、これといったこともしない日が続くと、
「自分は何もできていない」
「ただ、時間が過ぎていくだけ」
と自分にダメ出しして、落ち込むこともあるかもしれません。
(ほんとは、そんな風に思う必要は全くないのですが)
「今日できたことメモ」を書くのは、そんなときにおすすめの方法です。
ときどきメモを振り返ると、
「まぁよくやってるよ」
とちゃんと生きている自分を認めたり、「がんばり過ぎないように」と自分をいたわったりする気持ちが自然に湧いて、自分をしっかり支えていけるようになります。
「今日できたこと」メモを書く
「今日できたことメモ」は、研修担当時代、セミナーや講座に行きまくる中で、社内の勉強会で聞いた方法だったと思います。(うろ覚え)
コロナ禍より前から、気が付いたときに(“毎日欠かさず”がなかなかできない…)書き留めるようにしています。
「1日を振り返って、できたことを箇条書きでメモする」というシンプルなものです。
書くのは、小さなことでよいのです。
例えば、つい先日の日曜、私はこんな風に過ごしました。
【やったことを普通に書いた場合】
■たまたまYouTubeで見て、衝撃を受けたワンオクにドハマりして、半日、MVを見まくる
■見過ぎて疲れて、昼寝のつもりで横になったら、4時間寝て、日が暮れていた
■夜風が心地よいから、散歩した
―こう書くと、ただの自堕落な休日ですが、こんな一日も「肯定的に」とらえ、「今日できたことメモ」を書くために、朝からを丁寧に振り返ると、
【今日できたことメモ】
■朝、ちゃんと起きて、基礎化粧品まではつけられた
■世界レベルの音楽に触れて、気分を上げられた
■充分な睡眠時間をとって、体を休めることができた
■食事を家にあるもので済ませたので、無駄遣いせずに過ごせた
■甘いものを食べずに過ごせた
■夜、ウォーキングできた
↑二つめなんて、
「肯定的過ぎるだろ!」
と自分につっこみたいぐらいですが、これくらいやると、自分を否定するクセが少しずつ改まっていく感覚がします。(今も取り組み中です)
「今日できたことメモ」が書きづらかったら
「今日できたことメモ」を書くときは、うつ病がひどかったときの自分を思い出して書くようにしています。
休日、ベッドからほとんど起き上がれず、PCを開く気にもなれず、洗顔すら気が重く、買い物に行けなくて冷蔵庫に何もないから、食事はデリバリー…。
先ほどの「アーティストのYouTube見て、昼寝で終わった一日」も、うつ病がひどかったときの休日と比べれば、かなり上等です。
音楽を聴いて「楽しい」と感じたり、朝起きて、「顔を洗おう」という気持ちが自然に湧いたりするのは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。
でも、心が病むと、普通のこと、できて当たり前の小さなことすらできなくなります。
健やかな精神状態にあるって、ものすごくありがたいことです。
もし、「今日できたことメモ」を書こうとしても、
「書けるほどのことは、何もできていない」
と思うなら、ためしに、私のうつ病が悪化していたときの一日を見てみてください↓
この状態と比べれば、「できたこと」として書けることは、いくつも出てくるんじゃないかと思います。
中締め&次回のコロナうつ対策
ということで、今回は、コロナ禍でも気がめいらずに過ごす方法として、「今日できたことメモ」を書くことを紹介しました。
「書こうとしても、どうしてもペンが進まない」
「逆に、できなかったことの方に意識が向いてしまう」
など、気分があまりよくなくなるなら、ムリしないことです。
「書いてみようかな」という気持ちが起きたときに、着手すればよいと思います。
私も毎日書けている訳ではありません。
気乗りしないときもあるので、ムリせず、2~3日空いてもいいから、細々とでもいいからやろうと、気楽に書いています。
次回のコロナうつ対策は、「歩く&マンネリを解消する」です。
実際やっている、楽しい歩き方を色々書いてみます。
では。
アラフォー独身女・はんまゆ
★コロナうつ対策 連載★
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