親の終活、老後を考える~47才独身女、帰省して家族会議を初開催~

実家のおはぎ その他

どうも。47才独身女・はんまゆです。

今回のテーマは「両親の老後を話し合う、初めての家族会議」。

 

埼玉で暮らす父母は共に80才前後。

2人とも元気なのをいいことに、今まで親の老後、万一の時のことを一度も話したことがありませんでした。

同じ市内に妹夫婦+姪が暮らしているので、両親のどちらかが後に残ったら、妹家族のマンションで一緒に暮らすんだろうと思っていました。

 

つまり、東京で一人暮らしする私が考える必要のないことだと思っていたのですが、つい先日、母の希望は

「一人残されたら、妹家族でなく(東京にいる)私と埼玉の家で暮らしたい」

のだと知ってびっくり。

 

「そうなると、私の今後の人生設計にも影響するじゃん」
「どちらか一人が先立つといえば、お葬式とかお墓、家と土地の資産管理とかどうすんだろ?」

と急に危機感が募って、LINEも知らないくらい疎遠な妹にも声をかけ、親の将来を話し合う家族会議を初めて開きました。

 

ー今日から連載しますが、今回は「家族会議の進め方」について。

家族会議はまだ一度開いただけですが、両親にヒアリングしたり、各々の考えや希望を共有したりすると、万一のときに困らないだけでなく、漠とした不安が少し和らぐなと感じました。

正直、話し合いの最中、両親ともいなくなる未来や40代後半の自分自身の老後のことを考えてかなり憂鬱にもなりましたが、いつかは必ず直面すること。

今回の連載が、私と同じように高齢の親御さんを持つ方の参考になれば幸いです。

 

家族会議の進め方

両親の老後生活を話し合う家族会議は、ノートPCを持参した私と、妹が実家に行き、4人で行いました。

まぁ、「会議」って言っても、大好きな柏屋の薄皮饅頭食べながら(甘いモノでもないと気がめいりそうな話題だから)、各自ぺちゃくちゃ言いたいこと言って、湿っぽい雰囲気にならないよう努めながら、こんな感じで進めました。

 

事前に話し合うテーマを洗い出しておく

家や土地のこと、両親が一人残された場合の同居の希望など、親の老後や万一に備えて把握しておきたいことを事前に洗い出し、PCに挙げておきました。

話し合うべきテーマは検索すれば色々出てきますが、わかりやすくシンプルなこちらを参考にしました▶親が元気なうちに家族で話しておくべき7つのこと(みずほ銀行)

 

親の老後の問題というと、葬儀や相続といった未来のことに焦点を当てがちですが、上記のリンク「~~7つのこと」にあるように、かかりつけ医や保険証などの保管場所の確認といった現在の状況把握も忘れちゃだめだなと感じました。

 

テーマに沿って両親にヒアリング&自分と妹の考えも記録

家族会議では、洗い出しておいたテーマごとに聞き取ったことを打ち込み、書類の保管場所などは実際に見て確認。

お世話になっている保険会社や親戚の連絡先など、諸々が手書きで記録されているので、必要なものは写メして会議メモに貼り付けました。

 

…海なし県の埼玉だから津波の被害に遭うことはないけど、万一、家がめちゃめちゃになるような大災害が起きた場合を考えると、紙の記録って危うすぎる。

その点でも、今回必要な情報を電子化して、妹とも共有できて安心しました。

 

家族会議メモの共有

家族会議終了後、両親に目を通してもらって修正し、後日両親にはプリントしたものを送付、妹にメールで共有しました。

打ち込んだメモはWordで4枚程に。

 

親の老後を話し合うのは初めてだし、差し迫った状況でもないので、

「親のどちらかが一人になったらどうするか?」

といった、今すぐ結論を出す必要のないことについては、とりあえず現時点でのそれぞれの考えを記録するのにとどめました。

 

親の本音を聞けただけでなく、普段全く連絡を取り合うことのなかった妹の考えを知り、会議メモのやり取りなどでLINEで会話する関係性になったことも、独身の私には収穫でした。

実家のおはぎ

 

中締め~次回は家族会議での具体的テーマ~

ということで、初めて家族で話し合った「親の老後」。

家族会議の翌日、地元の神社に両親とお参りに行き、撮った写真を見たら、父の”おじいちゃん感”がかなり強くて(80超えてるから当たり前だけど)、

(家族会議で色々聞けてよかった)

と心底思いました。

 

長くなったので今回はここまで。

次回は実際に話し合ったテーマについて▶親の終活、老後について家族会議で話し合ったテーマまとめ

では!

47才独身女・はんまゆ

 

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