どうも。毎年奈良を旅する、アラフォー独身女のはんまゆです。
前回ダイジェストで全コースをまとめた夏の奈良一人旅。
これから、各スポット1本ずつ記事書いていきます。
今回は、今年前半の穢れを落とす6月末の行事「夏越の大祓」(なごしのおおはらえ)のために行った、大神神社(おおみわじんじゃ)を紹介します。
2020年は年明け以降、心身ともに絶不調だったり、春から新型コロナが流行って、ライフスタイルが激変したりと、色々あったので、すっきりリセットしたいなぁと思って。
パワースポットとしても知られる大神神社は、三輪山をご神体にした、自然の雄大さと神秘性を感じる神社。奈良県内でもお気に入りの神社の一つです。
では、大神神社の「夏越の大祓」を紹介します。
大神神社ってこんなところ
JR奈良駅から約30分で、大神神社の最寄り駅「三輪」駅に到着。
5分ほど歩くと、大神神社の二の鳥居へ。
気温は30℃近くあり、相当蒸し暑かったのですが、鳥居をくぐると、ふしぎと空気がひんやり。
大神神社は三輪山がご神体なので、本殿がなく、拝殿から三輪山を拝むのが特徴です。
今回は参拝だけでしたが、ご神体の三輪山を登る登拝もできます。
(※新型コロナの影響で、2020年6月末時点、登拝の受付は午前のみ)
大きな悩みを抱えた時など、
「三輪山に登って、自然の力を借りたいなぁ」
と思って、2~3度登ったことがあります。
山頂までは1時間半ほど。
険しい道もあり、私みたいに登山経験のない人は、ハイキング気分で登ると後悔することになるので、登拝は「絶対山頂まで登る」と軽く腹くくってから登った方が良いです。
- 大神神社公式サイトの三輪山登拝についてのページ
- 登拝をふりかえったブログ記事→祝・令和!万葉集ゆかりの地in奈良【前編】~三輪山での登拝体験談~
今年後半に向けて「夏越の大祓」で心身をスッキリ
大神神社の参道を進むと、拝殿前に「夏越の大祓」の茅の輪が設けられていました。(夏越祭期間は、2020年6月21日~7月5日)
傍らの説明書きによると、
日々の生活の中で、しらず知らずのうちに心身についた罪穢れを、茅の輪をくぐることにより祓い清め、無病息災を祈る神事です。
とのこと。
まん中の輪から右の輪へ、と八の字を描くように歩いて、茅の輪をくぐり、拝殿からお参り。
大神神社の「夏越の大祓」では、
人の身代わりになってくれる、人の形をした紙に住所と名前を記入
→その紙で肩を撫でる
→体の具合の悪いところがあれば、その部分も撫でる
→紙と奉納料を納める
という流れで、今年前半の穢れをお祓いしてもらいます。
これで、「夏越の大祓」は終了。
今年は自宅に届かなかったのですが、三輪山を登拝して以降、毎年、「夏越の大祓」の人の形の紙と、奉納料を書き込む振込用紙が送られてきていたので、郵送で大祓してもらったこともあります。
・大神神社公式サイト「夏越の大祓」のページ
大神神社の「巳の神杉」
「夏越の大祓」を終えて、2020年後半に向けて、気持ちの切り替えにもなりました。
大神神社は、自然の懐の深さと神秘性を感じる神社で、大きなものに包み込まれるような、ここちよさを感じます。
参拝後はすぐに帰らず、拝殿近くのベンチに座って、ぽーっと森林浴しました。
拝殿そばには、大物主大神の化身の白蛇がすむことからその名がついた「巳の神杉」と呼ばれる巨木がどーんと立っています。
蛇が好むという玉子がたくさんお供えされていました。
これまでにも、全国を旅する中で、歴史ある神社近くに、長い月日を生きてきた巨木をいくつか見かけました。
そういう巨木って、単にサイズの大きさだけでなく、生命力や存在感の圧倒的な大きさを感じて、じっくり見入ってしまいます。
大神神社しめくくり
最近、森林浴にハマっていて、近くの大きな公園に行って、木々の中を歩いたり、ときどき木に触れたりするようにしています。
木々のある場所は空気が清らかだし、都会の生活や、情報の洪水に流されるような生活で疲れた心に、自然のエネルギーをチャージできる感覚がするので。
自然にふれて心身の充電をする、という点でも大神神社はおすすめです。
エネルギーのチャージと言えば、大神神社エリアでは、三輪そうめんが名物。
私は大神神社に初めて来て、近くのお店で食べたときに、にゅうめんの美味しさを知りました。
今回はお土産で買った三輪そうめん。
暑くなる季節、自宅で食べるのが楽しみです。
ということで、心身をスッキリ&充電できる大神神社でした。
次回の奈良一人旅の記事は、般若寺の可愛すぎるあじさいです。
では~
はんまゆ
★2019年秋に大神神社を参拝したときの記事はこちら★
コメント