どうも。アラフォー独身女・はんまゆです。
4月半ばに一人旅した奈良・吉野の名所紹介のつづき。
今回は、南朝時代の皇居になった、世界遺産「吉水神社」です。
おもな見どころは、
前回の記事で紹介した金峯山寺とセットで、吉野で必見のスポットです!
奈良・吉野の世界遺産「吉水神社」へ
世界遺産「吉水神社」は、吉野山のシンボル「金峯山寺」から歩いて7~8分。
近鉄「吉野」駅→ロープウェイで下車。徒歩20分ほどにあります。
新緑に包まれる中、向かいます。
境内に到着。
秀吉が設計した「吉水院庭園」と参拝の作法
吉水神社の境内に入ると、豊臣秀吉が設計を行った名勝「吉水院庭園」が広がります。
秀吉が、吉野で花見をした際、吉水神社を本陣にしたとのこと。
「秀吉が考えた庭園」が目の前にあると思うと、とても貴重で、しばらく見入ってしまいました。
吉水神社での参拝は、「二礼 十七拍手 一拝」と珍しい作法。
参拝を済ませて、書院の見学へ。
吉水神社で見学できる遺産いろいろ
吉水神社の書院にある文化遺産は、撮影OKか不明だったこと、遺産が貴重なものばかりで写真撮るのがためらわれたので、以下、写真無しで、HPのリンクとともに紹介します。
吉水神社で見たものでインパクトがあったベスト3は、
1.源義経と静御前の着物
:頼朝の追手から逃れ、隠れ住んでいた吉水院。時の長さを感じる着物が生々しく、「ほんとうに二人がここで生きていた」感がした。
2.後醍醐天皇の玉座
:後醍醐天皇が南朝の皇居とした吉水院ならではの遺産。華やかさと上品さを感じる空間。床の間や棚など、珍しい造りの書院です。
:「華やかなものに囲まれていた京から、吉野の山奥に来たらさぞ寂しかったんじゃないかなぁ」などと想像をかきたてられる遺品の数々。
3.秀吉のお花見の品々
:秀吉が1594年、吉水院を花見の本陣としたときの金屏風など、愛用品があります。いずれも豪華さを感じます。
上記3点と展示されている日本最古の書院など、詳しくは
吉水神社しめくくり
源義経、豊臣秀吉、後醍醐天皇ー品々にゆかりある人物がことごとく大物の吉水神社。
さすが世界遺産の神社です。
こんなにすごい遺産を、ガラスのショーケース越しではなく、ダイレクトに見られるのもすごい。
直前に参拝した金峯山寺とちがい、吉水神社では、参拝客が私と1組だけ。
世界的価値のある品々を静かに見学できるなんて、最高です。
吉水神社には「邪気払い所」もあります。
私は雨が降り出してできませんでしたが、元気をもらえるパワースポットらしいです⇒吉水神社「境内案内」ページ
~吉水神社の基本情報~
【拝観時間】 9時~17時
【拝観料】 600円
【アクセス】 近鉄「吉野」駅→ロープウェイで「吉野山」駅。徒歩約20分
【HP】 吉水神社HP
吉野の観光スポットの紹介。次は「如意輪寺」です。
(前回は⇒奈良の世界遺産「金峯山寺」(吉野)の特別ご開帳で”懺悔”タイム)
吉野のおすすめグルメはこちら。
奈良・吉野の「舟形家」で吉野本葛の葛餅などを買う~おすすめの葛菓子屋さん~
柿の葉寿司 やっこ~奈良・吉野でテイクアウトした、おすすめの柿の葉寿司
春の奈良一人旅の連載は、以下のリンクからどうぞ。
アラフォー独身女・はんまゆ
★2021年4月・春の奈良一人旅 連載もくじとダイジェスト版★
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