どうも。奈良&お寺好きのアラフォー独身女・はんまゆです。
4月の奈良一人旅連載のつづき。
今回は、スケールに圧倒された、大野寺から見える超巨大石仏、弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)について。
岩壁に彫られた10m超の仏様の姿は、自然の美しさとも調和して圧巻でした。
「室生寺」駅から徒歩7分ほどと近いので、室生寺参拝の前後に立ち寄るべきスポットです!
弥勒磨崖仏を見に、大野寺へ
大野寺に行ったのは、2021年4月17日。
「室生寺」駅に着いたとき、室生寺行きバスが1時間ないとわかって、時間つぶしで、弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)を見に行くことに。
石仏が見えるという大野寺は、近鉄「室生口大野駅」から徒歩7~8分。
大野寺の境内。雨のためか、参拝客は私しかいませんでした。
…建物は閉まり、室内の仏像は何も見られませんでしたが、お目当ての弥勒磨崖仏は、目の前にどーんと見えました。
目の前を勢いよく流れる宇陀川、豊かな緑、荒々しくむきだしになった岩壁に彫られた石仏ー。
周囲の大自然と石仏のスケールに圧倒され、しばらくぽーっと見とれてしまいました。
写真だと、石仏が見えづらいのですが、拡大するとこんな感じ。
…それでも見えにくいと思いますが、現地で目を凝らすと、目もとや着物のひだなどが見えます。
お寺の説明文によると、高さ約11.5m。
「鎌倉時代初期、後鳥羽上皇が石仏開眼供養のために御幸された」という由緒ある石仏です。
石仏は大野寺に入らなくても、外の道路からも見られます。
晴れていたら、新緑がもっと美しかっただろうと思います。
石仏、木々の緑、宇陀川の流れと、景観がすばらしいので、室生寺の参拝前後での散策におすすめです。
弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)しめくくり
大野寺から見える弥勒磨崖仏は、奈良県景観資産のページで、秋の紅葉シーズンの写真が掲載されていました。
駅から足を伸ばしても行く価値のある石仏&自然の景観でしたので、ぜひ!
~大野寺、弥勒磨崖仏の基本情報~
【大野寺の拝観料】 300円(※石仏はお寺に入らなくても外の道路から見えます)
【アクセス】 近鉄大阪線「室生口大野駅」から徒歩約7分/「室生口大野駅」から「室生寺前」、「血原橋」、「辰尾橋」、「上田口弁天」行きバスで1分。「大野寺前」下車すぐ
【HP】 公式サイトがないようなのでこちらを→奈良県観光サイトの「弥勒磨崖仏」ページ
春の奈良一人旅連載。
次の第4回は、連泊した四つ星ホテル「カンデオホテルズ奈良橿原」です。
(前回は⇒花の御寺・奈良の長谷寺で、牡丹(ぼたん)と大手毬(オオデマリ)に癒された一人旅)
では!
アラフォー独身女・はんまゆ
★2021年4月・春の奈良一人旅 連載もくじとダイジェスト版★
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