どうも。奈良一人旅歴10年のアラフォー独身女・はんまゆです。
2019年11月上旬、日本書紀などにも出てくる日本最古の古道「山の辺の道」を散策してきました。
今回の旅は、仕事に追われ、あふれる情報にまみれる、東京での生活に疲れたので、山をお散歩したり、紅葉を撮ったりして、自然にふれたいと思って。
山の辺の道を歩いたのは、2泊3日の旅で、2日目のお昼から日没までの半日。
今回は、全体の概要と、スタート地点・三輪駅からパワースポットとも言われる大神神社を紹介します。
山の辺の道って?
山の辺の道は、奈良県中部に位置する桜井市と、県北部の奈良市を南北に結ぶ道のりで、記録に残る日本最古の古道です。
今は、桜井市の大神神社から天理市の石上神宮(いそのかみじんぐう)までが、山の辺の道のハイキングコースとして親しまれています。
歴史ある神社や古墳が点在しています。
私が行ったのは11月上旬。
のどかな田園風景の中に、みかん畑や、全国2位の収穫量を誇る・柿も見られました。
正岡子規の「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という句もありますが、奈良の風景には柿が似合うなぁと感じます。
山の辺の道を歩くと、昔懐かしい日本の自然の田園風景に、心和みます。
実際に歩いて知ったのは、みかんや柿、レモンといった果物などの無人販売がところどころにあること。
手作りの大福を売っている無人販売もあって、そそられました(*^-^*)
残りの道のりを考えて、「荷物が重くなったらきついか」とお買い物は一か所にとどめましたが、見かけるたびにチラ見しちゃいました。
山の辺の道の所要時間~三輪駅から石上神宮手前まで~
今回、山の辺の道を歩いたのは、正午~日没の17時ごろまでの半日。
山の辺の道のハイキングルート、大神神社(桜井市)の最寄り駅・三輪駅から、石上神宮(天理市)まで歩くつもりでしたが、日が沈んで薄暗くなったので、石上神宮手前2kmほどで断念。
大通りでバス停を見つけて、バスで天理駅に帰りました。
もし、上記ハイキングルートを最後まで完歩すること、また、点在する古墳を正面に回ってしっかり見学すること、を考慮すると、朝のうちに出発&6~7時間かかるとみた方がよいです。
山の辺の道~私の行程~
私は、ここ数年、大好きな奈良の一人旅をするときは、カチッとスケジュールを決めず、スマホで時間を気にすることもほとんどせず、気の赴くまま巡ります。
今回も、午前は紅葉を撮りに、桜井駅からバスが出ている談山神社に行って、お昼以降、山の辺の道を楽しみました。
実際、私が山の辺の道を歩いた時間は、こんな感じ↓
正午ごろ 桜井駅のとなり、JR三輪駅に到着
12:10 大神神社前の「楪子屋」で、にゅうめん&柿の葉寿司ランチ
12:30 大神神社を参拝(約30分)
13:00 山の辺の道を歩く
13:25 玄賓庵(げんぴあん/重要文化財の不動明王のあるお寺/約5分)
13:40 檜原神社(ひばらじんじゃ/約10分)
~景行天皇陵などチラ見しつつ、てくてく歩く~
15:10 「ティーハウス クリノキ」でひと休み(約30分)
15:40 長岳寺(30分弱)
~16:30ごろ 西山塚古墳、波多子塚古墳をチラ見しながら通過~
17:00 日が沈み始めて薄暗くなったので、東乗鞍古墳手前で山の辺の道散策をやめる。
17:30 バス停「勾田」に到着。バスで天理駅へ。
山の辺の道って、史跡見ながらひたすら歩くだけかと思いましたが、お茶できるお店がいくつかありました。
今回寄った「ティーハウス クリノキ」なんて、日本紅茶協会の「おいしい紅茶の店」として認定されている素敵なお店。
インディアンスパイスミルクティー(アイス)が美味で、旅の疲れも癒えました(*^-^*)
山の辺の道を歩くときの服装
実際、山の辺の道を歩いてみると、たまに上り坂はあるものの、全体としてはなだらかな道のりなので、登山用の服装までは整える必要はないです。
ただ、歩いても疲れないよう、スニーカーを履いて、女性ならスカートでなく、歩きやすいパンツスタイルなら、問題なく散策を楽しめます。
11月上旬、歩いたときはニット1枚に、春秋に着る薄手のコートを羽織って歩き始めましたが、小一時間歩くと暑くなってきたので、コートはたたんでトートバッグに乗せて歩いていました。
バッグといえば、一番のおすすめは、やはりリュックです。
両手が空いている方が歩きやすいし、無人販売などで果物を買って、荷物が重くなっても、左右どちらかに重みがかからず、持ち帰れますから。
山の辺の道では、買った果物などを入れたビニール袋を手に歩く人をよく見かけましたが、重くて疲れそうなので。
私は財布とスマホなどを入れたトートバッグを歩きましたが、途中で買った大きい柿二つを入れると重くなって、歩きながら、左右持ち替えるのがちょっと煩わしかったです。
あと、もし春や夏に歩くなら紫外線対策は必須です!
道沿いにあるお茶できるようなお店、あるいは寺社仏閣に寄るとき以外、日影がほとんどないので。
…山の辺の道を歩いた道のりや所要時間、服装などは以上です。
次回以降、小分けにして、山の辺の道の散策で見つけたもの、色々書いています。
ご参考にどうぞです。
秋の奈良一人旅で山の辺の道を歩く③【大神神社から檜原神社まで地味に歩く編】
秋の奈良一人旅で山の辺の道を歩く④【素敵な紅茶専門店をみつける編】
ではまた~
アラフォー独身女・はんまゆ
コメント