どうも。奈良ハマり歴13年の46才独身女・はんまゆです。
今回紹介するのは、初参拝となった大安寺(奈良市)での写経体験です🖌
◆JR奈良駅、近鉄奈良駅からバスで10分弱+徒歩15分
◆奈良時代、平城京とその周辺にあって朝廷の保護を受けた、南都七大寺の一つ
◆長年、悪病難病封じの役割を果たしてきたお寺。今はがん封じのお寺で知られる
奈良に数あるお寺の中で知名度は高くありませんが(私も今回初参拝)、
平城京時代は東大寺や興福寺などと並ぶ南都七大寺だった大安寺。
奈良駅からバス+徒歩でトータル30分ほどで行けるので、ぜひ。
JR奈良駅から大安寺へ
大安寺は、JR奈良駅東口7番乗り場から大安寺方面のバスで6~7分。
バス停「大安寺」から徒歩10分。
途中、道を間違えて近所の人に場所を教えてもらって
写経が始まる10時ギリギリに駆け込みました。
(※10時より遅れても受け付けてくれるそうです)
近くに住宅街もありますが、周辺はとてものどか。
小鳥のさえずりしか聞こえないくらい静かです。
周囲に背の高い建物がなく、
ぱーんと広がる青空に、新緑の緑が鮮やかで心地よい。
大安寺公式サイトによると、聖徳太子が平群郡額田部(大和郡山市)に創建した
熊凝精舎(仏教の修行道場)がはじまり。
その後、名前と場所が数回変わって平城京に移って、大安寺になったとのこと。
かつては東京ドーム5~6個分の広さがあったそうで、
今は敷地こそ広くありませんが、静かにのんびり過ごせる雰囲気がいい感じです。
大安寺で写経する
さっそく写経道場へ。
↓終了後に撮ったので誰もいませんが、開始時にはほぼ満席でした。
前日に写仏した當麻寺では墨汁を使っていましたが、
大安寺では墨を硯ですります。
説明文か何かに
「墨をするのは、心をする=磨くこと」
ということが書かれていて、なるほど、と納得。
「迷いも固定観念も偏見も…余計な心の垢が全部こそぎ落とせるように」
と念じながら墨をすりました。
最初に水を入れすぎて薄墨状態になったので、
ちょいちょい墨をすりながら写経したら1時間半もかかってビリになりましたが
完成!
スマホも電源切って、時間も何も気にせず、ひたすら黙々と筆を走らせた90分。
うじうじ悩んだり、過去を悔んだりする思考から離れられたひと時でした。
写経の部屋を出たところで、80代位の女性スタッフ?数人がいて
ヨックモックのクッキーとお茶をいただきながらおしゃべりして、和みました(*^-^*)
大安寺で参拝
写経の後、本堂で参拝。
写経と同じ毎月第2日曜には、13時から護摩堂で護摩法要が行われます。
「大安寺」公式サイトによると、法要の後、住職の法話を聴けるそう。
この日に帰京することを考えて
護摩法要は参加せずに帰りましたが、
今度参拝するときには写経&護摩法要をセットで、と次の楽しみができました(*^-^*)
大安寺しめくくり
奈良一人旅歴13年で初めて参拝した大安寺。
奈良駅から30分で行ける近さにありながら
とてものどかな場所にあって、心安らぎました。
まさに、今回の旅のテーマ「心のデトックス」にぴったりのお寺でした(*^-^*)
写経以外にも、阿字観(瞑想/要予約)や月1の「寺ヨガと瞑想」もあるので、
心身のデトックスや体験型の旅をしたい方はぜひ!
~「大安寺」の基本情報~
【拝観時間】 9時~17時(受付は16時まで)
【アクセス】 JR奈良駅か近鉄奈良駅から大安寺行(またはシャープ前行か白土町行)バスで、「大安寺」で下車。徒歩10分
【公式サイト】 「大安寺」公式サイト
【公式SNS】 「大安寺」Instagram
2023年4月に発作的に出かけた奈良一人旅。
次の連載第6回は、大安寺の後に「ならまち」で食べた平宗の柿の葉寿司ランチです。
連載初回~前回までは、下の関連記事でご覧ください。
では!
46才独身女・はんまゆ
★2023年4月奈良一人旅 連載★
第1回▶週末に思いつきで奈良一人旅した話~1泊2日スケジュール編~
第2回▶奈良・當麻寺(当麻寺)の中之坊でまたまた写仏体験~一人旅で心のデトックス~
第3回▶奈良・當麻寺近くの「味のかけ橋」の瓦そば〜なぜか奈良で山口名物を堪能する〜
第4回▶奈良土産におすすめ!神鹿三笠(いちご)~ブランド苺・古都華のジャム入りどら焼き~
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