どうも。奈良一人旅歴10年のアラフォー独身女のはんまゆです。
2泊3日の秋の奈良一人旅。最終日にバスで巡った飛鳥(奈良県明日香村)を紹介します。
飛鳥に行くのは、もう4~5回目くらいか。
約1400年前に都が置かれていた飛鳥には、タイムスリップしたような昔ながらの田園風景が広がっています。
日本最古の仏像がある飛鳥寺や、教科書でもおなじみの石舞台古墳など、とてつもない歴史的史跡がいくつもある、すごい土地でもあります。
初めて訪れたときから、何だか懐かしく、ホッとする飛鳥が大好きで、おすすめです。
奈良市から飛鳥への行き方&飛鳥のまわり方
飛鳥は、奈良駅から1時間半ほど。
JR奈良駅からこんな道のりで向かいました。
JR奈良駅→郡山駅。徒歩約15分で近鉄郡山駅へ→近鉄橿原線・橿原神宮前駅→近鉄吉野線・飛鳥駅
車がない場合、飛鳥を巡るには、「明日香周遊バス」(赤かめバス)かレンタサイクルになります。
私が旅でいつも使うのは周遊バス。
一日フリー乗車券(650円)があって、橿原神宮前駅や飛鳥駅から乗れて、石舞台古墳や高松塚古墳などの観光スポットを巡れます。
自転車なら、飛鳥駅や隣の岡寺駅前にあるレンタサイクル屋さんで。
飛鳥は、コスモスや稲が色づく秋、もしくは新緑が美しい春がおすすめです。
私は紫外線に弱くて、日傘ささずに屋外にいると、湿疹ができてしまうので、どんよりした曇り空のときに一度しかしたことありませんが、サイクリングも気持ちいいです。
ちょいちょいゆるやかな坂道はありますが。
飛鳥巡り半日コース
今回、飛鳥に行ったのは、二泊三日の最終日。
東京に帰るため、飛鳥に着いた10時15分くらいから4時間ほどで軽く巡りました。
周遊バスを使って、のんびりペースで。
橿原神宮前駅
→「あすか夢の楽市」で飛鳥みやげを買い物
→飛鳥寺で、日本最古の飛鳥大仏を見学
→石舞台古墳を見学。「夢市茶屋」で赤米ランチ
→聖徳太子生誕の地に建つ「橘寺」をお参り
→飛鳥駅から東京へ
それでは、写真とともにどうぞ~
飛鳥の写真いろいろ~飛鳥寺、石舞台古墳、橘寺~
橿原神宮前駅から周遊バスで、「飛鳥」へ。
バス停「飛鳥」すぐの「あすか夢の楽市」で、飛鳥みやげをお買い物。
明日香村の米粉を使ったゴーフレットや、イチゴやスイカのドライフルーツ。
明日香村のブランド苺「あすかルビー」のマフィンはおやつに購入。果肉が入って美味でした!
旅に行ったら、やっぱりその土地で育った食材から作られたものを食べたいですよね。
「あすか夢の楽市」は、紹介したスイーツに加えて、手作りのおはぎ、特産品の古代米から作ったお菓子、明日香村産の野菜や果物が色々売っていて、楽しめました。
再びバスに乗って、日本最古の仏像「飛鳥大仏」のある「飛鳥寺」へ。
中に入ると、右に本堂。
有休とったのが月曜だったので、観光客が私以外二組しかいなくて、静かな中でお参りできました。お寺は、静かな中でしっとり楽しむに限ります。
609年に作られ、1400年(!)もの間、そのままの場所に座っている「飛鳥大仏」。奈良時代の仏像の特徴の一つ、アーモンド形の瞳をしています。
1400年…途方もなく長い時の中で、人々を見守り続けていた大仏様。どっしりと悠然とした姿に見入ってしまいます。
微妙に左側を向いているのは、聖徳太子が生まれた「橘寺」がある方角を向いているのだと説明を聞きました。
飛鳥寺を出ると、大化の改新で中大兄皇子に暗殺された、蘇我入鹿の首塚があります。
バスに乗って、石舞台古墳へ。教科書でもおなじみの古墳です。
おなかがすいたので、バス停「石舞台古墳」すぐそばの「あすか夢市茶屋」で、飛鳥の特産品・古代米の御膳をいただきました。
たっぷり野菜を使っていて、体に嬉しいランチ。お惣菜の種類が多いので、すっかり満腹になりました。
満ち足りると、今度は「橘寺」へ。
聖徳太子の生誕地に建つお寺です。
田んぼに挟まれた道をてくてく直進して、「橘寺」に到着。
こちらが本堂。遅い夏休みで、この日は月曜。観光客は2組ぐらいで静かにお参りできました。
本堂から見た眺め。秋晴れの青空に、お寺や周辺の緑が美しく映えます。
バス停へ向かう道のり。静かでのどかな田園風景に心癒され、リラックスモードで散策しました。
橘寺をお参りしてから、バスで飛鳥駅へ。東京への帰路につきました。
・・・この日は10月にしては夏のように気温が上がって、カットソー一枚で歩いていましたが、日焼けで首元がかぶれてしまいました。
田んぼが広がっていて日影がほとんどないので、晴天の日の飛鳥散策は日焼け止め必須です!
4時間で巡る飛鳥しめくくり
今回飛鳥に行ったのは、10月7日。
例年どおりだと、田んぼに咲くヒガンバナを撮るならもっと早く、9月中に、コスモスならもう少し遅く10月後半がおすすめです!
飛鳥を初めて旅して、昔ながらの景観が保たれた風景を見たとき、ここだけ時が止まっていたんじゃないかっていう感覚がしました。
奈良って、観光地としては京都旅行のおまけのような扱いです。
確かに、奈良から京都に都が移ってから長い間、京都が日本の中心として栄え、奈良は「かつて都のあった場所」として、ほうっておかれました。
でも、だからこそ、奈良は、お寺や仏像、史跡、町の雰囲気が、かつて都が置かれていたときに近い状態で残り、静かで趣深く、昔懐かしい味わいのある土地になっています。
飛鳥に限らず、奈良って、日本人の心に郷愁を感じさせてくれます。
ぜひ一度行ってみてください!
アラフォー独身女・はんまゆ
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