どうも。奈良一人旅歴10年のアラフォー独身女・はんまゆです。
今回紹介するのは、奈良の「手ぬぐい 朱鳥(あけみとり)本店」。
職人さんが昔ながらの染め方で作っているうえ、可愛い鹿や興福寺の阿修羅像など、奈良らしいオリジナルデザインがほどこされている手ぬぐいが、ほんと、素敵で。
自分用にも、奈良土産のプレゼントにも、ぜひ!
奈良発のオリジナル手ぬぐいブランド「朱鳥」
奈良発のオリジナル手ぬぐいブランド「朱鳥」本店に行くには、近鉄奈良駅から、アーケードのある東向商店街を南進。
さらにつづく餅飯殿(もちいどの)商店街を進むと、手ぬぐいが飾られた趣きある店構えが見つかります。
ここの手ぬぐいが素敵なのは、
- 職人さんが昔ながらの染め方「注染」(ちゅうせん)で染めていて、両面美しく染め上げられている
- 鹿や興福寺の阿修羅像など、奈良らしいデザインが施されている
「注染」は、型紙を生地に置き、染料を注いで染め、さらに裏面も同じように染める方法。
裏面は白くなるプリントものと違い、両面同じようにくっきり鮮やかに染め上げられるのが特徴です。
また、表にぺたっと印刷されたプリントものと違い、生地の糸自体が染められるので、通気性が高く、乾きが速いのが特徴です。
お店に入ると、奈良を感じるデザインの手ぬぐいが、所狭しと並んでいます。
こちらは、お店で一番人気の「飛火野」(とびひの)。野を駆けまわる可愛い鹿が描かれています。
鹿柄をデザインしたバッジも。可愛くて、トートバッグにつけるために、緑のものを一個買いました。
紅葉や蹴鞠をする貴族、興福寺の阿修羅像など、趣きあるデザインの手ぬぐいがズラッと。
秋の七草の一つ・われもこうの背景に満月が見える「夜華道」、世界遺産の春日大社に咲く「砂ずりの藤」、若草山の山焼き、なら燈花会をモチーフにした「奈良の夏の夜」―。
東大寺の開山堂に咲く椿「糊こぼし」がもとになったデザインも。二月のお水取りで使われる造花をモチーフにしているそう。(↓写真上)
花びらに糊を落としたような白い模様があることから「糊こぼし」と名がついた、とお店の方に聞きました。
ステキなので、1枚おうち用に購入。(税込み1,155円)
「糊こぼし」は、奈良三名椿の一つだと初めて知りました。
あと二つは、白毫寺の五色椿と伝香寺の椿だそう。いつか見に行きたい(^-^)
椿の見ごろは、3月下旬~4月上旬。
また奈良に行く楽しみができました。
しめくくり
「朱鳥本店」は、小ぢんまりしたお店ですが、大好きな奈良を描いた、趣きある手ぬぐいは、見ているだけで楽しく、どれを買おうかワクワクしながらお買い物を楽しめました。
この夏から、お弁当や作り置きを用意することが増えていて、台所で手ぬぐいを使うようになっていました。
タオルより手ぬぐいの方が圧倒的に速く乾くし、収納スペースもタオルよりずっと少なくて済むので、台所では手ぬぐいがレギュラーになっています。
昔の人が使っていたものって、すごいなぁと感心します。
でも、「朱鳥」の手ぬぐいは、柄が素敵すぎて、台所でぶらさげてガシガシ使うにはもったいない気もしますが…。
今回の旅では、10月なのに日差しが強かったので、ストール代わりに首に巻いてみました。
奈良に行ったら、ぜひ「朱鳥」をのぞいてみてください。
奈良の思い出になる、お気に入りの手ぬぐいがきっと見つかります!
~「朱鳥本店」の基本情報~
【営業時間】 10:00~19:00
【定休日】 なし
【アクセス】 近鉄奈良駅から東向商店街→餅飯殿通りの途中
【HP】 公式サイト
ここまで、ブログ「ときめき充電記」を読んでいただき、ありがとうございました。
アラフォー独身女・はんまゆ
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