どうも。奈良が好きすぎるアラフォー独身女・はんまゆです。
4月の奈良一人旅で行った世界遺産「金峯山寺」のことを書いてみます。
(※一人旅連載のつづきです。初回はこちら⇒奈良2泊3日の概要)
桜の名所で知られる吉野の観光名所でも、特ににぎわう金峯山寺。
主な見どころは、
・国宝の本堂「蔵王堂」:歴史を感じるたたずまいとスケールの大きさ
・高さ5~7m超、青い体のご本尊「蔵王権現三体」の迫力(※特別開帳時期のみ)
本堂の「蔵王堂」は、ぽーっと見入ってしまう外観です(*^-^*)
金峯山寺の本堂「蔵王堂」に見とれる
金峯山寺までは、最寄り駅・近鉄「吉野」駅から、ロープウェイで行きます。
「吉野」駅は、近鉄奈良駅から1時間50分ほど。
私が泊った「カンデオホテルズ奈良橿原」のある「大和八木」駅からは、約1時間10分かかります。
ロープウェイを降りて5分ほど歩くと、俗世間から浄土への入口という「金峯山寺銅鳥居」に到着。
看板の説明書きによると、ここは俗界と浄域との結界。
「修行者達は、ここで俗界を離れて修行を行う心を奮い立たせる」とのこと。
世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれています。
さらに数分歩くと、金峯山寺の仁王門(国宝)が見えてきます。
あいにく修理工事中で、門を通れませんでしたが、立派な山門です。
ぐるっと回って境内に入ると、どーんと本堂の「蔵王堂」が。
高さ34m、四方36mのスケール!
檜皮葺(ひわだぶき)の屋根も、いい感じの趣があります。
さらに近づき、年季の入った柱一つひとつに見入ってしまいました。
金峯山寺の秘仏・ご本尊の「蔵王権現三体」を拝顔
金峯山寺を参拝したとき、本堂のご本尊「蔵王権現三体」を特別にご開帳していました。(2021年3月27日~5月5日)
5~7m超の高さに、青々とした体、というだけでも異彩を放つビジュアルなのに、3ショットで迫力がハンパない。
色々な仏像を見てきましたが、青色のお体の仏像は初めて。
撮影NGなので、そのお姿は吉野観光協会公式サイトで→吉野の寺社・仏閣→金峯山寺蔵王堂
ご本尊を目前に懺悔スペース
特別ご開帳が行われていた本堂内は、三体のすぐ間近に、小さな障子の仕切りをずらっと設置されていました。
一人ずつ入って、懺悔するためのスペースとのこと。
私も仕切り内へ。正座して見上げると、青い巨体に、ものすごい形相の権現様―。
懺悔を促されなくても、
「す、すみません!」
と謝りたくなる迫力。
自分の至らなさ、ダメさをお詫びしたくなる心境になりました。
自分の心を戒め、引き締めるのに効くご本尊。
特別公開の時期をねらっての参拝がおすすめです。
金峯山寺の基本情報&しめくくり
蔵王堂とご本尊に圧倒された金峯山寺。
奈良は毎年一人旅していて、金峯山寺は10年ほど前にも行きましたが、記憶がほとんどありません。
(単に、40過ぎて記憶力が低下しているだけかもしれませんが…)
金峯山寺に行くなら、
- 独特なビジュアル&迫力のご本尊の開帳時期がベスト
- マストではないが、桜が咲いている時期なら、さらに良さそう
今年は桜の開花が早く、参拝した4月18日には、桜はほぼ散っていました。
咲いている時期なら、正面からの写真もさらにいい感じだったかも。
ただ、吉野の山は新緑も楽しめます。
森林浴すると、リフレッシュできて清々しい気分になれるので、ぜひ!
~金峯山寺の基本情報~
【拝観時間】 本堂蔵王堂 8時半~16時
【拝観料】 800円 ※秘仏御本尊特別ご開帳のときは1,600円
【Webサイト】 金峯山寺HP
次回は、金峯山寺の後に参拝した、世界遺産「吉水神社」です。
(前回はこちら⇒奈良・大和八木駅のケーキ屋「やさい菓子工房ココアイ」で、一人旅のおやつを買う)
「春の花と新緑を楽しむ」がテーマの今回の奈良一人旅は、満足度が過去最高でした(*^_^*)
3日間のダイジェスト版などは、以下のリンクからどうぞ。
アラフォー独身女・はんまゆ
★2021年4月・春の奈良一人旅 連載もくじとダイジェスト版★
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