テーマは「ハードコンタクトレンズはもはや時代遅れ?!」です。
眼科の院長先生に聞いたのは
■今のソフトコンタクトレンズは酸素透過性が高くなり、ハードと比べて遜色なくなっている
■今、ハードコンタクトを使っているのは40代以上が多く、若者はもっぱらソフト。例えるなら車のマニュアル運転みたいなもの
一人の医師の話だけでは信頼性に欠くため、この2点について、ほかの医療機関のサイトなども調べてまとめました。
なお、前回書いたように、私が診察時にお話を聞いた眼科では①ハードコンタクトレンズは眼瞼下垂のリスクがある ②ソフトレンズの酸素透過性などが昔より良くなっていてハードと変わりないーといったことから、ハードレンズの処方をしていません。
「よほど強い乱視でない限り、今はハードをすすめる理由がない」とのこと。
…25年ハードを使ってきましたがいずれも初耳で、コンタクトレンズメーカーのショップ内に併設されたような眼科でなく、ちゃんとした眼科に通っていればよかったと思いました(-_-)
(※今回関連する画像がないので、目に優しい自然の緑=岩手の小岩井農場=の画像を各項目につかいました)
ソフトコンタクトレンズの進化
私がコンタクトレンズを使い始めた1990年代後半、「ソフトコンタクトレンズ(以下、ソフトレンズ)はハードより酸素透過性が低い」と聞いていました。
今回調べて初めて知りましたが、ソフトレンズはシリコンハイドロゲルレンズという、昔のソフトレンズより酸素透過性が何倍も高いものも出ています。
大阪市のハマノ眼科公式サイトに、シリコンハイドロゲルレンズ、ソフトレンズ、ハードレンズの酸素透過率を比較した棒グラフがあり、シリコン〜の酸素透過率はハードをも上回る高いレベルになっています。
…酸素透過率だけが選択基準ではありませんが、私がお話を聞いた眼科の院長先生が「今はハードを勧める理由がない」と言っていたのが、ものすごく腑に落ちました。
私は年に1度、メニコンのショップでレンズの交換と併設された眼科での検査をしていましたが、進化したソフトレンズがずっと前に出ていたことも、前回記事でまとめたハードレンズの眼瞼下垂のリスクも聞いたことはありませんでした。
「商売でハードを売っているのはわかるけど、体や健康に影響することなんだから情報提供ぐらいしてくれればいいのに」と不満がふつふつ…(-_-;)
(もうコンタクトレンズ使うのをやめたからいいけど)
今、ハードコンタクトレンズを使っているのは中高年が多い?
「今、ハードコンタクトレンズの使用者は中高年が多い」「若い人はもっぱらソフト」という情報が色々ヒットしました。
■若年層では「ソフトコンタクトレンズ(終日装用・簡単なケアをしながら数週間~1ヶ月程度で交換するタイプ)」、高年代層では「ハードコンタクトレンズ」が多い傾向です
▶︎PR TIMES>マイボイスコム株式会社のコンタクトレンズに関するアンケート調査
■「年齢が上がるにつれてハードコンタクトレンズの使用率が高かった」
▶GfKジャパン調べコンタクトレンズ利用実態調査
■「今では、初めてコンタクトレンズをつける方は、ほぼ全ての方がソフトコンタクトレンズを使用」という記載も
▶︎サトウ眼科公式サイト>コンタクトレンズのよくある質問
しめくくり~コンタクトレンズ卒業後の現状~
そもそも私がソフトでなく、ハードレンズを使い始めたのは
「ソフトより小さくて酸素透過性が高い。ソフトは使い心地はいいが、目に異物が入ったときに気づきにくく、目のトラブルにつながりやすい」
と聞いたからでした。
あれから25年。
ものもらいで受診した眼科医に聞いた話をきっかけに色々調べ、ソフトレンズの進化や、ハードレンズの眼瞼下垂のリスクなどを知るにつけ、毎日使っていたハードレンズに関する知識が、私の中では25年前のまま止まっていて、全くアップデートしていなかったことを痛感しました。
また、今回眼科ですすめられて、40代以上に多いという緑内障の検査もしてもらいましたが、年に一回、信頼のおける眼科での検査は忘れずに行おうと思いました。
新たにメガネを作りましたが、昔、「メガネをかけると5才老ける」と言われたこともあって(今思い出しても腹が立つ(-_-;))、裸眼の視力を上げる方法を調べて実践し始めています。
花粉症も自力で治したので、視力もいけるんじゃないかと根拠のない自信をもって取り組んでいるところです(^-^)
視力上がったら、またブログで共有します。
眼科医の先生に聞いたハードコンタクトレンズのお話「眼瞼下垂編」もぜひご参考に▶ハードコンタクトレンズによる眼瞼下垂のリスク~眼科医に聞いてコンタクトをやめた話~
では!
46歳独身女・はんまゆ
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